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その日のバイトはなんだか落ち着かない感じで集中出来なかったが何とかミスすることなく終わり急いで着替えてタケヒロ君の待つ公園へ行った。

「お待たせ、タケヒロ君。急にどうしたの？約束は土曜日だったよね。」

と走りながら近ずくと

「ナミごめんね。急に呼び出したりして。実は学校の帰りにハナちゃんが友達と待っていて話がしたいと言われてさ。それで付き合って欲しいと言われたよ。しかももうすぐ誕生日なんだってねって。ナミが教えてくれたからって。」

「私ね実はハナちゃんがタケヒロ君の事が好きと聞いたの。付き合っているのかとも聞かれた。だから付き合って無いよと答えたよ。そしたらハナちゃん嬉しそうに他の子と話していた。だから誕生日の事も言っちゃったの。ゴメンなさい。」