「再会」と呼べる「出会い」
第6章 気持ちの変化
「おじゃまします…」
三度目の優司くんの家
相変わらず、不気味な程静かだ。
真っ直ぐ、キッチンへ向かう。
ドキ…。
「なに?」
優司くんの指が私の髪に触れた。
「ごめん…
なんか嬉しくて」
優司くんの指がそのまま、
私の唇に触れる。
「ミカ やっぱ可愛い」
ぎゃ…っ!!
雰囲気に予感が走る。
「いっ…今はご飯っ!
お米、ある?」
「米ならあるよ。
俺、やるよ」
え
なんだ
出来るんだ…。
だよね、お米位炊けるよね。
家庭科で習うもんね。
「…」
優司くんが馴れた手つきでお米を研ぐ。
な なんかこの姿
カッコイイッ…
「もしかして、
実は お料理出来る?」
「出来ないよ
あー…ラーメンと、チャーハン位か。
煮るだけ、炒めるだけってやつ?
あるじゃん、レトルトとか冷凍とか」
「…そっか」
そう言えば箱買いしたであろう
袋ラーメンが戸棚に入ってたっけ…。
「優司くんのお母さんって
あまり料理しない人?
食材もそうだけど
お鍋とか、調理器具も殆ど無いよね」
「…まー、
どっちかって言えば苦手かな…
働いてるせいもあるけど
…惣菜とかレトルトが多いな」
そっか…
疑問が一つ、解決した。
「優司くんちって
モデルルームみたいだよね。
いつ来てもすごく片付いてるし
家族みんな 綺麗好きなんだね」
もう一つの疑問
「かもなー
スイッチ入れて良い?」
「あ、うん。」
…なんかあっさり。
「ミカ」
「なに?」
…
さり気なく、唇が重なった。
三度目の優司くんの家
相変わらず、不気味な程静かだ。
真っ直ぐ、キッチンへ向かう。
ドキ…。
「なに?」
優司くんの指が私の髪に触れた。
「ごめん…
なんか嬉しくて」
優司くんの指がそのまま、
私の唇に触れる。
「ミカ やっぱ可愛い」
ぎゃ…っ!!
雰囲気に予感が走る。
「いっ…今はご飯っ!
お米、ある?」
「米ならあるよ。
俺、やるよ」
え
なんだ
出来るんだ…。
だよね、お米位炊けるよね。
家庭科で習うもんね。
「…」
優司くんが馴れた手つきでお米を研ぐ。
な なんかこの姿
カッコイイッ…
「もしかして、
実は お料理出来る?」
「出来ないよ
あー…ラーメンと、チャーハン位か。
煮るだけ、炒めるだけってやつ?
あるじゃん、レトルトとか冷凍とか」
「…そっか」
そう言えば箱買いしたであろう
袋ラーメンが戸棚に入ってたっけ…。
「優司くんのお母さんって
あまり料理しない人?
食材もそうだけど
お鍋とか、調理器具も殆ど無いよね」
「…まー、
どっちかって言えば苦手かな…
働いてるせいもあるけど
…惣菜とかレトルトが多いな」
そっか…
疑問が一つ、解決した。
「優司くんちって
モデルルームみたいだよね。
いつ来てもすごく片付いてるし
家族みんな 綺麗好きなんだね」
もう一つの疑問
「かもなー
スイッチ入れて良い?」
「あ、うん。」
…なんかあっさり。
「ミカ」
「なに?」
…
さり気なく、唇が重なった。