「再会」と呼べる「出会い」
第7章 転校生?
「噂のっ?!」
ヤマチャンがビックリしておののく。
「わー…」
ミッチもびっくりしてる。
「な …」
私は声が出ない。
…なんか懐かしい。
『みーつけた!』って
かくれんぼみたいだね。
「ミカ、三年生なんだ」
「…う うん。」
「…えっと次朗君?
君、確か二年生だよね?
一応、先輩に対して
呼び捨てはどうかと思うよ」
ヤマチャンが注意した。
「あー…そっか。
ガッコウには、
そういうルールがあるんだよね。
これは失礼 …えっと
先輩、名前は?」
「あたしっ?!」
ヤマチャンが名前を聞かれた事に驚いた。
「だって俺の事は知ってるんでしょ?
だったら俺も、先輩の名前は
知っとかないと ね?」
…なんか 強引な理屈っ!
「山一よ」
「じゃ、ヤマチャン先輩だね。
そちらは?」
今度はミッチの方を向く。
「三井。みんなからはミッチって
呼ばれてる。」
ミッチが優しく微笑んだ。
ミッチは誰にでも優しい…。
「ミッチ先輩… か。
…ねぇ、なんかいい匂いするね」
「お弁当広げてるからかな。
次朗君、お昼は?」
「…そうじゃないよ」
次朗君が座ったミッチに近づき、
後ろに立ち、かがんだ…
って!!!
わ わ
次朗君の鼻先がミッチの首筋スレスレだ!
なんか… エ…
「えっ?! 何っ?!」
ミッチがビックリして立ち上がった。
「ちょっと次朗君っ!!
イキナリ失礼でしょっ?!」
ヤマチャンがピシャリと注意した。
…そうだよっ!!
私もビックリしたっ!
「ふふ…ごめんね
だって、あんまりいい匂いだったから。
けど、注意した方がいいよ。
この匂いは好意を持たない人間には
嗅がせない方がいい。
…分かり易く言えば
好きな男にしか嗅がせちゃダメね」
次朗君はサラリと
…なんかすごいセリフを言った!!
「俺はこういうの、
鼻が利くからすぐ分かるけど…」
そう言って空いた椅子に座る。
ヤマチャンがビックリしておののく。
「わー…」
ミッチもびっくりしてる。
「な …」
私は声が出ない。
…なんか懐かしい。
『みーつけた!』って
かくれんぼみたいだね。
「ミカ、三年生なんだ」
「…う うん。」
「…えっと次朗君?
君、確か二年生だよね?
一応、先輩に対して
呼び捨てはどうかと思うよ」
ヤマチャンが注意した。
「あー…そっか。
ガッコウには、
そういうルールがあるんだよね。
これは失礼 …えっと
先輩、名前は?」
「あたしっ?!」
ヤマチャンが名前を聞かれた事に驚いた。
「だって俺の事は知ってるんでしょ?
だったら俺も、先輩の名前は
知っとかないと ね?」
…なんか 強引な理屈っ!
「山一よ」
「じゃ、ヤマチャン先輩だね。
そちらは?」
今度はミッチの方を向く。
「三井。みんなからはミッチって
呼ばれてる。」
ミッチが優しく微笑んだ。
ミッチは誰にでも優しい…。
「ミッチ先輩… か。
…ねぇ、なんかいい匂いするね」
「お弁当広げてるからかな。
次朗君、お昼は?」
「…そうじゃないよ」
次朗君が座ったミッチに近づき、
後ろに立ち、かがんだ…
って!!!
わ わ
次朗君の鼻先がミッチの首筋スレスレだ!
なんか… エ…
「えっ?! 何っ?!」
ミッチがビックリして立ち上がった。
「ちょっと次朗君っ!!
イキナリ失礼でしょっ?!」
ヤマチャンがピシャリと注意した。
…そうだよっ!!
私もビックリしたっ!
「ふふ…ごめんね
だって、あんまりいい匂いだったから。
けど、注意した方がいいよ。
この匂いは好意を持たない人間には
嗅がせない方がいい。
…分かり易く言えば
好きな男にしか嗅がせちゃダメね」
次朗君はサラリと
…なんかすごいセリフを言った!!
「俺はこういうの、
鼻が利くからすぐ分かるけど…」
そう言って空いた椅子に座る。