「再会」と呼べる「出会い」
第7章 転校生?
「う うん、一応…」
なんか怖いよ…
急になんで?
「…」
「え なに??」
「…そっか」
次朗君はそう呟くと
スタスタ行ってしまった。
なんだか取り残された感じ…。
「あれってさ
ミカに気があるってことじゃない?」
はい?
「分かりやっすー、
絶対そうだって!」
ショウヤ君まで…。
ないって、絶対ないよ。
今日会ったばかりだし。
「ミカ、優司先輩といい、
モテ期だね」
「え そんなことないよ!」
有り得ないよ。
けど、次朗君の背中が
どんどん遠くなっていく。
…なんだかそれが凄く寂しい。
悲しい
「次朗君待って!!」
私は走った
…なんだろ デジャヴ?
あの背中を、私は知ってる
次朗君は止まる事なく、早足で進む。
走るのは凄く苦手だけど
なんでか私は必死で追いかけた。
「ハァ…ハァ 待って…」
「…」
次朗君が止まってくれた。
「トロい」
「次朗君 …ハァ…歩くの早いよっ」
「ミカ先輩がぼんやりしてるから
待ってるのが
面倒になっちゃっただけ。」
なんか 酷…
「…次朗君 さっきは優しかったのに」
やば また目頭が
「…すぐ、泣くんだね」
「ごめんなさい…花粉症…
…?」
?
唇に柔らかくて冷たい感触。
「甘いもの、貰ったよ」
「…」
ド キ
次朗君の悲しげな表情が
私の心臓をギュッと包んだみたいで…
酷く苦しい
この感覚
私、本当にあなたに酷い事、してない?
涙は驚いた事で引いてしまったみたいだ。
次朗君は再び歩き出す。
今度は追いかける事が出来なかった。
「ビックリ!
優司先輩の再来?」
セリハちゃんとショウヤ君が
いつの間にか追いついていた。
「ミカ先輩?放心してるし
おーい!」
「…」
優司君
そうだ
私、彼氏がいるんだ。
■□■ 第七章 おわり ■□■
なんか怖いよ…
急になんで?
「…」
「え なに??」
「…そっか」
次朗君はそう呟くと
スタスタ行ってしまった。
なんだか取り残された感じ…。
「あれってさ
ミカに気があるってことじゃない?」
はい?
「分かりやっすー、
絶対そうだって!」
ショウヤ君まで…。
ないって、絶対ないよ。
今日会ったばかりだし。
「ミカ、優司先輩といい、
モテ期だね」
「え そんなことないよ!」
有り得ないよ。
けど、次朗君の背中が
どんどん遠くなっていく。
…なんだかそれが凄く寂しい。
悲しい
「次朗君待って!!」
私は走った
…なんだろ デジャヴ?
あの背中を、私は知ってる
次朗君は止まる事なく、早足で進む。
走るのは凄く苦手だけど
なんでか私は必死で追いかけた。
「ハァ…ハァ 待って…」
「…」
次朗君が止まってくれた。
「トロい」
「次朗君 …ハァ…歩くの早いよっ」
「ミカ先輩がぼんやりしてるから
待ってるのが
面倒になっちゃっただけ。」
なんか 酷…
「…次朗君 さっきは優しかったのに」
やば また目頭が
「…すぐ、泣くんだね」
「ごめんなさい…花粉症…
…?」
?
唇に柔らかくて冷たい感触。
「甘いもの、貰ったよ」
「…」
ド キ
次朗君の悲しげな表情が
私の心臓をギュッと包んだみたいで…
酷く苦しい
この感覚
私、本当にあなたに酷い事、してない?
涙は驚いた事で引いてしまったみたいだ。
次朗君は再び歩き出す。
今度は追いかける事が出来なかった。
「ビックリ!
優司先輩の再来?」
セリハちゃんとショウヤ君が
いつの間にか追いついていた。
「ミカ先輩?放心してるし
おーい!」
「…」
優司君
そうだ
私、彼氏がいるんだ。
■□■ 第七章 おわり ■□■