テキストサイズ

「再会」と呼べる「出会い」

第14章 最強の彼女

ここには掃除用具がしまわれている。
モップからかな?
石油系の匂いが充満して
…気持ち悪い。


ドアが閉められると
倉庫内は闇に包まれた。
そうだ
この部屋には電気が無い。


なんだろう
こんな暗闇で
何されるんだろう

普通なら
そう思うところだけど


“何もしないから”


私は根拠もなく
次朗君のその言葉を信じていた。







「暗いね」

言葉と同時に光が浮かび上がる。

え っていうかこれ人魂?!


光は天井付近まで昇ると
倉庫内を照らした。



これは 何?

っていうか次朗君 何者??

ストーリーメニュー

TOPTOPへ