テキストサイズ

「再会」と呼べる「出会い」

第1章 苦過ぎた初体験

…はっ!

そ そう言えば
こういう時って
きちんとご挨拶すべきかな…

でも
具合悪くて寝てらっしゃるんだし
…そういう時って
他人に会いたくないよね

ましてや 息子の彼女とか
…嫁姑 的な?

わわわわわ 考えすぎっ!



…大丈夫かな

私たちの食事のセッティングを終え
暫くすると優司くんが戻ってきた。

「マジ サンキュ…
 お袋感動してた」

「え 大した物じゃないから
 …熱は?」

「朝よりマシみてぇ
 …これ、全部?」

優司君はテーブルの上をみて 
びっくりした表情を浮かべた。

「一人で、しかも
 短時間でこれだけできるって…」

「簡単なものばかりだから。
 2,3日は保存効くから、
 残りは冷蔵庫に入れたよ。
 あっためて食べてね」

「ミカ」

優司くんの腕が私を包み込む

…ん?
ヤバイ展開??

「お おなかすいたでしょっ
 食べようよっ!」

「ミカ 結婚して…」


…@■▽×◎□~っ!!





「…え 今は無理」

「じゃ 卒業したら」

「え」



「…好き」

「んっ!!」

優司くんの薄い唇が押し付けられる。

…何度も 何度も


あぁあ 冷めちゃうよ



「ゆ… じく」

「ミカ」


…いつになったら終わるの?

キスの回数ってどこでカウントするのかな?

くっつく毎なら
相当回数はいった…。

息つぎ どこでするの?

「…はぁ」

…苦しい

「息しろよ 死ぬぞ」



「や」


そう呟いた時だった

口の中に
今まで味わったことの無い感触



何?

「…ふ  っはあぁ…」

「ミカ エロい顔」






あ 







私の小さな胸に
優司くんの手が…


小さくてごめん

…ぺったんこでごめん



絶妙なタッチで…揉まれてる?










「ミカ ベッド行く?
 俺 もう無理」


無理?

何が?



ベッド…?




突然 身体が浮いた。 

ストーリーメニュー

TOPTOPへ