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「再会」と呼べる「出会い」

第1章 苦過ぎた初体験


……!!


スカートの中に
そろりと手が伸びた。

「だめっ…!」

「すぐ よくなっから」

「あ」

優司くんの固い指先が
私の大事な部分を撫でる



今日の下着 どんなのだっけ?


    余裕あるじゃない。


…ないよ   っ!!


声が再び聞こえてきた。
私、多重人格だっけ?


    今なら まだ逃げられる



え 無理だよ!!



「…んだよ 
 全然濡れてねーじゃん」

濡れる?
何が??

「んはっ!」

なにこれっ?!

あそこがビリビリする
…あ やめって

やめて

「あれ 全然濡れてこねぇ
 もしかして不感症?」

フカンショウ??
聞いたこと無い単語…

私 おかしいの?

「ごめんなさい」


     何 謝ってるの?


「心配すんなって
 そういう時のために
 こういうのがあんだよ」



ガサゴソ音を立てて
ベッド脇の棚から
小さなボトルを出した。


何?



トロリ… 

優司くんの手の平に液体が落ちる
…何だろ 甘くていい匂い…




「…冷たっ」

指の触れる部分が
ヌルヌルとした感触に変わる


何これ

「わ!」

…ズプ

何か入ってきた…

何 何?


     ……馬 鹿

「ゆーじくんっ
 ヤダ! 抜いてっ」

「こん位でネをあげるのかよ
 これからもっとでかいのが
 ここに入るんだぜ」




……      !!!


「 あ    ぁ」


………


頭の奥から聞こえていた声は
完全に消えてしまった。


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