「再会」と呼べる「出会い」
第17章 溶ける体温
てっきりドアの向こうは
来た時の事を考えると
エレベーターになっていると
思ってた。
だけど
次朗君がなんの躊躇いもなく
ドアを開けると
そこは私の部屋だった。
時計を見ると
部屋を出た時から
そんなに経ってはいないようだ。
「黙って来ちゃったけど
梅子さんに
挨拶しなくて良かったの?」
「あー…
一方通行だからね
会えるのは
部屋に入る前だけなんだ
大丈夫
また会えるよ
濁天にもたまに来るし」
「そっか …」
それにしても
不思議なところだったな。
私は絞っただけのパンツを
窓際に干した。
一応
下着だけは自分の部屋に
干すようにしてるんだよね。
一応タオルで覆って…
「ミカ
古文の辞書借りていい?」
「うん
机の棚だよ」
まだいてくれるんだ。
「ありがと
これだけは見ないとね…
あった!」
私も課題やらなきゃ。
来た時の事を考えると
エレベーターになっていると
思ってた。
だけど
次朗君がなんの躊躇いもなく
ドアを開けると
そこは私の部屋だった。
時計を見ると
部屋を出た時から
そんなに経ってはいないようだ。
「黙って来ちゃったけど
梅子さんに
挨拶しなくて良かったの?」
「あー…
一方通行だからね
会えるのは
部屋に入る前だけなんだ
大丈夫
また会えるよ
濁天にもたまに来るし」
「そっか …」
それにしても
不思議なところだったな。
私は絞っただけのパンツを
窓際に干した。
一応
下着だけは自分の部屋に
干すようにしてるんだよね。
一応タオルで覆って…
「ミカ
古文の辞書借りていい?」
「うん
机の棚だよ」
まだいてくれるんだ。
「ありがと
これだけは見ないとね…
あった!」
私も課題やらなきゃ。