
「再会」と呼べる「出会い」
第18章 冷 え
「ごめんな」
「いや
返事を待たない俺に責任が」
香田が真っ赤になって
頭を下げた。
「でも
見たのが俺で良かったっス」
「うん」
…まったくだ
「すまないが香田
神鳥を送ってくれないか?」
「え」
「私なら大丈夫よ!」
「一応…さ
強いのはよく分かるけど
あいつらが
どんなトラップ
しかけてくるか
分からないしな」
「トラップ上等よ
本当に私は大丈夫!
先生の方がずっと心配だよ
今日は次朗君
いないんでしょ?家で
襲われるかもしれないし」
心配そうに神鳥が俺を見た。
昨日の、今日だしな。
昨日は校長先生に
助けてもらった。
すっげぇ強かった。
「次朗さんも
それは心配して
出来れば俺に
帰ってくるまで側に
いて欲しいって」
「あぁ …ごめん
自分が情けなさ過ぎる」
なんで俺
こんなに弱いんだろう。
「情けなくなんてないっスよ
先生には最強の
浄化と癒しの力があるじゃ
ないですか
先生に何かあったら
一番困ります」
香田…。
「そうよ
私を助けてくれたのも
ハルシオだった
地球を救ったのよ
もっと自信もって!」
ぎゅ
神鳥が両手で握ってくれた手が
じんわり温かくなる。
それだけで
力が湧いてくるようだ。
「ありがとう」
「… ううん」
神鳥の両頬が
ほんのり染まって
またドキリとしてしまった。
「いや
返事を待たない俺に責任が」
香田が真っ赤になって
頭を下げた。
「でも
見たのが俺で良かったっス」
「うん」
…まったくだ
「すまないが香田
神鳥を送ってくれないか?」
「え」
「私なら大丈夫よ!」
「一応…さ
強いのはよく分かるけど
あいつらが
どんなトラップ
しかけてくるか
分からないしな」
「トラップ上等よ
本当に私は大丈夫!
先生の方がずっと心配だよ
今日は次朗君
いないんでしょ?家で
襲われるかもしれないし」
心配そうに神鳥が俺を見た。
昨日の、今日だしな。
昨日は校長先生に
助けてもらった。
すっげぇ強かった。
「次朗さんも
それは心配して
出来れば俺に
帰ってくるまで側に
いて欲しいって」
「あぁ …ごめん
自分が情けなさ過ぎる」
なんで俺
こんなに弱いんだろう。
「情けなくなんてないっスよ
先生には最強の
浄化と癒しの力があるじゃ
ないですか
先生に何かあったら
一番困ります」
香田…。
「そうよ
私を助けてくれたのも
ハルシオだった
地球を救ったのよ
もっと自信もって!」
ぎゅ
神鳥が両手で握ってくれた手が
じんわり温かくなる。
それだけで
力が湧いてくるようだ。
「ありがとう」
「… ううん」
神鳥の両頬が
ほんのり染まって
またドキリとしてしまった。
