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BL~中編・長編集2~

第3章 ~初恋は実らない~

「バーカ。 最初から、お前しか見てねぇっての。」

「・・・っ///」

そう言えば、武田は顔を真っ赤にして手で顔を隠してしまった。

「武田って、案外照れ屋なんだな。」

「うるせぇ!!」

こんな武田を見たのは初めてだな。

「そんなことより・・・・遊び人がたった一人に夢中になったらどうなるか、覚悟しとけよ?」

「っ・・・///」

俺の顎を掴み、得意そうに笑った武田。

くそ・・・カッコいい・・

「んっ・・・」

っていうか・・・幸せなんだけど、武田は俺のどこが好きなんだろう?

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「朔夜!!」

「敦志・・・・」

敦志に心配かけたままだろうから、屋上から道場に戻ってきたわけだが・・・

「大丈夫か!?」

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