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BL~中編・長編集2~

第14章 ~番外編③~

「はぁ…っ…全部…入った…」

うわ…ヤバい。 もうイキそうだ…俺、我慢できるかな…

「幸…俺、すぐイっちゃうかも…動いても平気か…?」

「ん…」

ゆっくりと幸の中から抜き、またゆっくりと入っていく。

「んん…ッ…ァ…ぁっ…」

幸が控えめに上げる声にさらに興奮し、想像していた以上の快感に、何回か出し入れを繰り返しただけで、限界が迫ってきた。

「んっ…ごめ…ッ…俺、もう…っ」

「ぁっ!! と、ま…ぁ…ッ…!!」

自然と腰を動かす速度も速くなり、それとともに幸の声も少しだけ大きくなる。

「くっ……!!」

「んんっ!!」

最後の一滴まで出し切り、幸の上に倒れ込む。

「はぁ…っ…はぁッ…」

「……斗真…」

息切れして呼吸が荒い俺の頭をギュッと抱きしめ、優しくて甘い声で俺の名前を呼んだ幸。
この時、俺の耳元で小さく囁いた幸の言葉を、俺は一生忘れないだろう。

「━━━━━好き━━」



~END~


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