BL~中編・長編集2~
第17章 ~一番好きな人~
「やっぱり……僕なんかに触っても、先輩興奮しないですよね…
僕は…あの…先輩に触ってもらえて、すごく嬉しかったんですけど…」
「ッ……はぁ…お前さぁ…」
「っ⁉」
深いため息をついた先輩は、落ち込んでいる僕をまたベッドに押し倒してきた。
「こっちは気を遣って必死に我慢してんのに。 なんでそうやって煽ってくるかな…」
「せ、んぱ…んっ‼」
押し倒されたのと同時に、キスされて。
やっと落ち着いてきた体がまた熱を持ち始めた。
「好きな子に触ってるのに、興奮しないわけないだろ?」
「ぁっ…」
先輩の…硬くなってるのが、足に当たって…
「な? 俺のどうなってるか…わかるだろ?」
「……ッ…」
僕に触って、先輩のが反応してるなんて……
ど、どうしよう…すごい嬉しい…
「今日…お前の親は?」
「ぇ……えっと…お父さんは出張で…お母さんは夜勤なので帰って来ない…です。」
「そっか…」
なんで僕の親の予定を気にするんだろう…?
そう疑問に思っていたんだけど、顔を上げた先輩は、今まで見たことない表情をしていて…
欲情してる…男の表情だった。
「っ…」
その表情を見たら、何も言えなくなってしまって…
「なぁ……今から、お前を全部俺のものにしてもいい?」
「せ…ん…ぱ、い…」
先輩からの甘い言葉。
冗談を言ってるんじゃないってことは、先輩の表情を見ればわかる。
「お前の初めて……全部俺にちょうだい…?」
「………は、い……」
だから、僕は……先輩の背中に腕を回して、小さく頷いたんだ。
「ん゛っ‼‼」
「っ……だ、いじょうぶ…か…?」
「…ッ…は……ぃっ…」
経験したことのない痛みと圧迫感に体が襲われ、先輩の言葉に答えるのもやっとな僕。
「だいぶ…慣らした…けどっ……きっつ……」
「ぅ゛…っ…んっ……はぁ…ッ…」
唇を噛んで痛みに耐える僕を見て、先輩は自分の指を僕の口の中に入れてきた。
「唇噛むな……噛むなら、俺の指にしろ…っ…」
「んんっ…‼ ふっ…ぅ…ッ…はっ…」
涙でぼやけた視界の中で、先輩が苦しそうに顔を歪めているのが見えて。
僕が力を入れてしまっているから、先輩も苦しいんだとようやく気付いた。
僕は…あの…先輩に触ってもらえて、すごく嬉しかったんですけど…」
「ッ……はぁ…お前さぁ…」
「っ⁉」
深いため息をついた先輩は、落ち込んでいる僕をまたベッドに押し倒してきた。
「こっちは気を遣って必死に我慢してんのに。 なんでそうやって煽ってくるかな…」
「せ、んぱ…んっ‼」
押し倒されたのと同時に、キスされて。
やっと落ち着いてきた体がまた熱を持ち始めた。
「好きな子に触ってるのに、興奮しないわけないだろ?」
「ぁっ…」
先輩の…硬くなってるのが、足に当たって…
「な? 俺のどうなってるか…わかるだろ?」
「……ッ…」
僕に触って、先輩のが反応してるなんて……
ど、どうしよう…すごい嬉しい…
「今日…お前の親は?」
「ぇ……えっと…お父さんは出張で…お母さんは夜勤なので帰って来ない…です。」
「そっか…」
なんで僕の親の予定を気にするんだろう…?
そう疑問に思っていたんだけど、顔を上げた先輩は、今まで見たことない表情をしていて…
欲情してる…男の表情だった。
「っ…」
その表情を見たら、何も言えなくなってしまって…
「なぁ……今から、お前を全部俺のものにしてもいい?」
「せ…ん…ぱ、い…」
先輩からの甘い言葉。
冗談を言ってるんじゃないってことは、先輩の表情を見ればわかる。
「お前の初めて……全部俺にちょうだい…?」
「………は、い……」
だから、僕は……先輩の背中に腕を回して、小さく頷いたんだ。
「ん゛っ‼‼」
「っ……だ、いじょうぶ…か…?」
「…ッ…は……ぃっ…」
経験したことのない痛みと圧迫感に体が襲われ、先輩の言葉に答えるのもやっとな僕。
「だいぶ…慣らした…けどっ……きっつ……」
「ぅ゛…っ…んっ……はぁ…ッ…」
唇を噛んで痛みに耐える僕を見て、先輩は自分の指を僕の口の中に入れてきた。
「唇噛むな……噛むなら、俺の指にしろ…っ…」
「んんっ…‼ ふっ…ぅ…ッ…はっ…」
涙でぼやけた視界の中で、先輩が苦しそうに顔を歪めているのが見えて。
僕が力を入れてしまっているから、先輩も苦しいんだとようやく気付いた。