
BL~中編・長編集2~
第3章 ~初恋は実らない~
「席つけー。 授業始めるぞー。」
「・・・・」
二限は政経か。 寝ても平気だな。
「・・・であるからして・・・・」
寝よう。 嫌なものを見なくて済むように。
「っ・・・」
つくづく、俺も馬鹿だよな・・・
━━━━━━━━━━━━
「朔夜ーー!!」
「!! 敦志・・・」
二限が終わった途端、敦志が教室に顔を出した。
お互いの教室には行ったことがないから、クラスの連中はもちろん、学校にいる奴らは俺たちが兄弟だということを知らない。
「悪い、急用。 シャツ貸して。」
「シャツ?」
だから、教室にいる奴らはみんな俺達に注目。
ちなみに、全国大会で優勝している敦志は、この学校ではアイドル同然。 本人はノーマルだが。
「そっ。 体育用の。」
「・・・・」
二限は政経か。 寝ても平気だな。
「・・・であるからして・・・・」
寝よう。 嫌なものを見なくて済むように。
「っ・・・」
つくづく、俺も馬鹿だよな・・・
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「朔夜ーー!!」
「!! 敦志・・・」
二限が終わった途端、敦志が教室に顔を出した。
お互いの教室には行ったことがないから、クラスの連中はもちろん、学校にいる奴らは俺たちが兄弟だということを知らない。
「悪い、急用。 シャツ貸して。」
「シャツ?」
だから、教室にいる奴らはみんな俺達に注目。
ちなみに、全国大会で優勝している敦志は、この学校ではアイドル同然。 本人はノーマルだが。
「そっ。 体育用の。」
