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氷の王子と森の姫

第1章 プロローグ

チュンチュンと小鳥のさえずりが聞こえる中、私ナチュルは目を覚ました。


「姫様、おはようございます。」


ノックの音のあとに、私の部屋の扉が開かれ、そこにはたくさんのメイドたちがいた。


「…おはよう。」


彼女たちに挨拶をすると、彼女たちは笑顔で答える。


もうお気づきのように、私は森の国フォレストの姫。


両親はすでになくなっているけど、私はまだ結婚をしていない。


だから、私がこの国を守っているようなものだ。

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