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氷の王子と森の姫

第1章 プロローグ

「姫様、氷の国から王子がいらしています。」


「王子?」


この国は氷の国アイスと隣あっている。


氷の国とは戦争を起こしたことはないし、わたし自身戦争は嫌いだ。


だから仲がわるいわけではないけれど、王子が直々こちらにこられるとは…。


「なにかしら…。
門を開けて、こちらに通して。」


「かしこまりました。」


王子にあったことはないし、話したこともない…。


「一体どんな方なのかしら…。」


私の胸は弾むばかりだった。

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