*ドSな彼……ちょっと苦手です…………
第5章 お仕置きタイム
………チュッ
突然、キスの嵐が降ってきた。
顔を上げると
「大丈夫だ。
今回だけは、あいつらが触れたところを上書きするだけにしてやるから、どこ触られたか言え。
キス、してやるよ。」
やさしく微笑んだ龍也の顔は、本当にかっこよかった。
「で?どこ?」
「唇、ほっぺた、胸、お腹、下、足くらいだよ」
多分……
「おい、下ってなんだよ。」
なっ!!それ聞くの?
下は、下だよ!あそこ!
「言えよ」
うわーー!もう!ドS!鬼畜!!
「あそこ!!」
ハァ……なんか寿命が縮みそう。