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第1章 *アイスルキモチ*~S×N~

好き···

なのかな?






「やっぱ俺ニノんち好きだわ─!」
そう言って、翔ちゃんはいつもの白いソファーに座る。

「んふふ。それは良かったです」
俺はそう言いながら、冷蔵庫にあった缶ビールを
ひとつ渡した。

「ん、ありがと」
そんな何気ない言葉が嬉しかった···。



その後も、二人で他愛ないも会話をして。
このまま、時間なんか過ぎなきゃいいのに。




もっとこのまま翔ちゃんと···
翔ちゃんと一緒に居たい。


こんな事思ってる俺って、どうなんだろう?

でも、もう止めらんないね。無理ですよ。






嫌いになれって言われても。


そんなこと考えてたらさ。ってこれは偶然ですかね?

「ねぇ、ニノ······」
ほんのりアルコールの匂いのする翔ちゃんが俺の目の前に来ていて。






気がつけば、翔ちゃんに押し倒されていた。

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