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桜が咲くときに、君に愛の囁きを…

第3章 愛の囁き


「沙羅、明日の夜あの小さな桜の木の下に来れるか?」


『良いよ…別に…』

「じゃあ、約束な!暖かい格好して来いよ」



『分かった…』


俺が夜にした理由は沙羅に夜桜を見せたかったからだ

身体が弱い沙羅はきっと見たことが無いはず…


淋しい夜桜だけど、きっと綺麗だ


それを沙羅に見せたかった…







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