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闇の王と光の騎士

第5章 破滅のはじまり

軍の施設や基地が多いから反乱軍の脅威も少ない気もさせられるが、現実はそうでもなかった。

軍の腐敗や弱体化が進み、反乱軍との小競り合いが頻発していた。

この土地を反乱軍が狙う理由はただひとつ。
武器や火薬、軍事施設を奪う目的である。

ももは将軍は北の都に到着するとすぐに北方軍司令部を訪れた。


「も、ももは将軍っ!! どうされたんですか!? 来られるのであればご連絡頂ければお向かいに上がったのにっ……」

ももはが局長室に入ると局長は慌ててソファーから立ち上がり、ソファーで寝そべっていた女が脱いでいた服の前を慌てながら重ねる。

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