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闇の王と光の騎士

第5章 破滅のはじまり

ももは将軍は怒りと侮蔑を滲ませた目で局長を睨む。

「い、いや、これはっ……」

近付いてくる巨躯に聞かれてもいない言い訳を取り繕うとする局長。

無言で詰め寄るももはに追い詰められたネズミのような怯えた顔になる。

「クズがッッ!!」

ももはは拳を振り抜き、局長の顔面を殴りつける。

「がはっ!!」

数本の歯が折れ、飛び散らせながらすっ飛んだ。
局長は壁に体をぶつけ、床に倒れて気絶していた。


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