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闇の王と光の騎士

第20章 闇の王

「んっ……?」

しかし爆破は起きなかった。

どうしたことかと起爆システムの裏に回る。

「これは……!?」

何者かによって破壊された痕跡があった。

その瞬間、すまいるは背後から後頭部を強打される。

「がはっ!!」

「国王様……もうやめましょう……」

「貴様っ……ももはッ……」

後頭部を打たれたすまいるは意識がもうろうとして力が入らない。

「ここで全てを終わりにしましょう!!」

ももはの斧が振り上げられ、すまいるの右肩に突き刺さった。

「ぎゃあぁあっ!!」

勢いよく右腕は斬り落とされ、床を滑って転がっていく。

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