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闇の王と光の騎士

第1章 プロローグ

革命軍と一言で言ってもそれらは組織化されたものではない。

様々な思想を持ち合わせたもの達があちらこちらで革命軍を呼ばれ散らばっている。

それらの革命軍は同盟を結ぶものもあったが、基本的にはバラバラのものであったし、友好な関係があるわけでもなかった。

現在は人類の敵である魔族と戦うことで精一杯だが、革命軍同士の争いというのも決して珍しいものではなかった。

それは当然賊たちにも言えることで、賊らが集結して軍隊として戦うなどあり得ないことである。

山賊や海賊、盗賊に街のならず者。

悪党はしょせん悪党に過ぎない。

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