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闇の王と光の騎士

第21章 ~エピローグ 光の騎士~

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「暗部街の治安も落ち着いてきたみたいだな」

遥風の活躍によって治安が守られてる報告を受け、ももはは笑う。

「良かったです。暗部街も治安がよくなって」

らふぃん王もあどけない顔で笑った。

「たとえ今治安がいいとしても油断できない奴らです。警備は厳重に」

手放しで喜ぶ二人に釘を刺したのはももはと同じように新生王国で大臣をなっていた夏野ソラだ。

亡国の復興を願うのではなく、新生王国の復興のために力を使っている。

少し堅物で融通が効かないところがあるが、それが引き締めにもなっていた。

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