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闇の王と光の騎士

第21章 ~エピローグ 光の騎士~

「朱ねぇちゃん?」

ももはは怪訝な顔になる。

「うん!! 朱ねぇちゃんは小さい頃からよく遊んでもらってたし!!」

国王の居住スペースに自由に出入り出来ていた霧里は普段かららふぃんと交流があった。

なんだか自分の知らないらふぃんを見た気になり、ももはの思いは複雑だった。

「霧里!! 昔は知らないが今のらふぃん様は国王だ!! 立場をわきまえろ!!」

大人げなく八つ当たりのように叱り、らふぃんと霧里の間に割って入る。

「えー!? そんなの関係ないし!! どいてよももは将軍!!」

しかしそんなももはの気持ちを知らないらふぃんはももはを押し退ける。

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