闇の王と光の騎士
第21章 ~エピローグ 光の騎士~
霧里の方も主であるすまいるの面影を残すらふぃんにはどこか特別な思いを感じていた。
「ところでみぃみぃ」
「ん? なんだ?」
話を変えるようにももはが問い掛ける。
「お前って名字は何て言うんだ?」
「えっ……!? そんなのいいじゃねーかよ!!」
やけに恥ずかしそうにするみぃみぃを仲間たちが冷やかし始める。
「いーだろ!! 教えてやれよ!!」
「可愛い名字なんだから!!」
「うるせーなぁ……ちっ……分かったよ……俺の名字は……は……」
「は?」
「花咲だよ!!」
やけくそ気味に怒鳴って答える。
「へぇ……花咲か……じゃあ花咲……まあや……になるのか……」
意外に綺麗な名字でももはは微笑む。
名前で笑われ続けたももはは人の名前ではじめて笑った。
「いっそのことまあやも漢字にするか!!」
そう言ってももはは紙に『花咲真絢』と書き示す。
「ところでみぃみぃ」
「ん? なんだ?」
話を変えるようにももはが問い掛ける。
「お前って名字は何て言うんだ?」
「えっ……!? そんなのいいじゃねーかよ!!」
やけに恥ずかしそうにするみぃみぃを仲間たちが冷やかし始める。
「いーだろ!! 教えてやれよ!!」
「可愛い名字なんだから!!」
「うるせーなぁ……ちっ……分かったよ……俺の名字は……は……」
「は?」
「花咲だよ!!」
やけくそ気味に怒鳴って答える。
「へぇ……花咲か……じゃあ花咲……まあや……になるのか……」
意外に綺麗な名字でももはは微笑む。
名前で笑われ続けたももはは人の名前ではじめて笑った。
「いっそのことまあやも漢字にするか!!」
そう言ってももはは紙に『花咲真絢』と書き示す。