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いじめっこのえっちな修学旅行

第2章  修学旅行のメンバー


肩からずり落ちた鞄を
またかけ直して

空いた手をポケットに入れた。



俺が別室から出ても
教師は追いかけてこなかった。

なぜだろう。

……わかんない。



静まり返った廊下。

誰もいない。

なにも聞こえない。

ここにいるのは俺ただ一人。



学校は嫌い。


でも


誰もいない学校は好き。


俺はそのまま家に帰って
シャワーを浴びて

髪も乾かさずに
眠りに落ちた。


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