禁断の恋は病院の中で
第4章 *恐怖心*
「鈴ちゃん、本当に和人仮退院させんの?」
「やはり少し不安な気が・・・」
由希もあやめも不安そうにしていた
「・・・大丈夫だろ、咲良も今和人んとこ行ったし、たのしみにしてたぜ」
由希は信じてないような目で俺を見る
「・・・疑ってんだろ、まじだよまじ」
「本当に楽しみしてんのかな、和人」
由希もあやめも不服そうな顔をする
一番そういう顔してぇのは俺だっつーの
「大丈夫だろ、1週間だし。次の問診回ってくる」
変わらずイライラオーラを放ち俺はスタッフルームのドアを思い切り閉めた
仕事 仕事!
そうだ俺は医者だよ仕事なんだよ
仕事に集中しろ俺