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溺れる電車

第1章 通学


「聞こえただろ?」

「ああ」


「やべー、な。」



やばい。


気が付いたら、みんな、ざわざわしていた。


やっぱり、聞かれた。


その男は、

「おい、バレるのがいやなら、胸しまえ」


と言った。



あっ、そういえば胸丸出しだった。


私はそのことに気が付いて急いでしまった。



上から3つのボタンはとれている、


こいつのせい。


もうアリエナイ。

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