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溺れる電車

第5章 愛おしいなんて。


優人のほっぺたを触る。



プニプニ…



微動だにせず寝ていた。



「可愛いなあ…」



私は優人の顔を触り、ほっぺにキスをした。





そうすると、優人は目を覚ました。




「なにしてんだよ、変態」




顔が真っ赤になった。



私から、こんなこと…



やっぱり、何かが狂う。





「ご、ごめん」



「別に…、うれしかったけど?」





なんなのよ。



昨日から、そうだ。




なぜか、優人が優しいというか。



ドSなのは変わらないんだけど…




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