無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

フェスが終わるとユイを焼肉店に連れて行き、あとはスタッフにまかせた

すぐに会社へ向かう

そしてマネージャーに、今後のユイのことを細かく指導される

「パフォーマンスをもっと、万人受けにして」

とか、

「もっと可愛くして、女子高生を呼んで」

とか。

私はただのアシスタントなのに、そこまでやるの？ということばかりだ

せめてサブマネージャーぐらいにしてくれたら、納得してできるのに

そして何よりも、会社に私の席をつくってほしい

いつの間にか説教で終わったあと、私は帰宅するしかなかった


家に着くとまず隣に住んでいるユイが居ることを確認する

ここは会社が経営するマンションらしく、関係者以外は入れないようになっている

そしてようやく自由になる


でも明日には報告書を提出しないといけない

声が漏れるぐらいの深いため息をつくと、どうしてこんなことになったのか、考えずにはいられない