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桜のみち

第1章 サブマネ

お風呂からあがるとベルがなった


エントランスのモニターがつく


オレンジ色のバラを持ったアキが映っている


照れながら笑顔をバラに隠すと、自然と私も笑ってしまう




お気に入りの下着をつけてドアをあけると、アキがいた

「大成功だったな。おめでとう」

ああ、その一言が欲しかったんだなと、実感する


「ありがとう」


バラを受け取ると、一緒にアキが近づいて、唇を重ねた


アキのキスはとても優しい

舌を無理やり絡めたりしないし、どちらかといえば、なぞる仕草に近い

触感を確かめるように、私の太ももをゆっくりと撫で上げる


手のひらに私の股間をおさめると、パンティーの中に入り込む

「ちょっと……はやい…」


アキは私の嘘を小さく笑って、ベッドの上に落とした



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