*もしも〜…*シリーズ
第1章 天地シリーズ アル&アレン
「‥あっああっ‥ッッ‥
やだアレッ‥ン‥」
「っ‥ル‥」
グジュグチュッッ‥
「‥アンっ‥イィっ‥すごっ‥
すごくっ‥っ」
身体の奥から突き上げる快感とアレンの指先に寄って起こされる狂わんばかりの熱い疼きにアルの身体が硬直しはじめる
その快楽に集中し、眉を寄せ切な気な喘ぎと呼吸を繰り返しアルはアレンにしがみついた
「くっ‥」
アレンはアルの躰を抱きしめ一定のリズムで腰を揺さぶる
「アァァ──ッッ‥いッ‥
いッ…いっちゃッ──‥ッ」
「──っ!
くっ‥アル‥ッ!!」
絶頂を迎えた瞬間、激しく締め付け脈動を繰り返すアルの熱い肉圧に責められ、アレンも同時に欲を吐き出した
互いに抱きしめ合う腕に力が込められ止まった呼吸を取り戻すように大きく息を吐く‥
熱い余韻が冷めきらないままのアルの虚ろな表情を眺め、アレンも肩で息を繰り返しアルの肩にコツンと頭を置いた
「はぁ‥‥ッ‥アル‥
初めて気づきました‥
私はこんなに欲深い男だったなんて…
こんな気持ちは初めてです──
アル‥っ
貴方がたまらなく欲しいッ
あの方達を敵に回してでも‥独り占めしたい…」