テキストサイズ

*もしも〜…*シリーズ

第1章 天地シリーズ アル&アレン

「アル‥

そこまでおっしゃってくれるなら‥
ただ途中でやめるなんてことは絶対に‥出来ませんよ…

途中でやめればデーターは取れませんから‥‥


それでもいいですね?…」


「うん!いいよ。

簡単なんでしょ?足手まといにならないんなら協力してあげる!!」



「‥‥‥フッ


そうですね‥


アルなら最高のデーターが取れると思います‥‥」



アレンはいつものニッコリ顔をアルに向けた…



ペテン師のようなアレンの言葉巧みさに純真なアルは奥の小部屋へと連れて行かれる──








「どうぞそちらへ掛けて下さい。」

アレンに促されるままアルは椅子に腰掛けた‥


カチャ!!──


「‥え!?」


アレンは淡々とした表情で肘掛けに置かれたアルの手を拘束具で固定する


「なにこれ!!?」



そして戸惑いながらされるままになっているアルの足を肘掛けに担ぎ上げ赤い紐で縛りあげた‥


「説明書によるとかなり刺激が強いそうなので動かないように固定した方がいいかと‥」

「刺激?──


い、痛いの?凄く痛いの!?」

「‥‥いぇ‥


その、反対です‥ニコッ」


アレンは爽やかな笑顔で答えた──

ストーリーメニュー

TOPTOPへ