♡*:。.rena's world story.。:*♡
第2章 ♥アンジーの春
……シゲさんのBARからの帰り道。
私、その時まではちゃんと考えてたんだけどな。
撮影で遠方に連泊していた隼人に、うちに着いたら詳しく説明しようって。
なぜアンジーと私の幼馴染が、突然付き合うことになったのか。
きっと気になってると思うから。
だけど
隼人の甘い攻撃が、後から後から押し寄せるから
「……あっ…いや……あ……!」
気持ち良すぎて
何も言えなくなっちゃう……
「集中してねーな」
「………………っ」
「俺の事だけ考えてよ」
親指で前も刺激しながら、隼人の指は止まらない。
……結婚して、家族になってるし
何度も抱かれて、これだけ隼人に溺れてるのに
隼人は微塵の隙も見逃さないし、私を欲する言葉を言い続ける。
「俺が素の自分に戻れる場所が、お前なんだ」
「……っ は、隼……」
「だから2人の時くらいは、俺だけを見ろ」
……その目は、今でも私に恋心を呼び起こさせる。
求められる極上の快感で、体が溶けそうだ。