♡*:。.rena's world story.。:*♡
第2章 ♥アンジーの春
「窓に手ついて」
彼の指でイッたばかりなのに
隼人は私を抱えて、バスルームの窓に向かって立たせた。
最上階だから見られないけど、羞恥心で顔が火照る。
「ま、まだ待って……」
顔だけ後ろに振り向いて、必死にお願いしたけど
足がガクガクして、今にも砕けそうな私の腰を、隼人は両手でがっちり支えた。
「充分待ったから」
「………………っ!」
「由宇。
俺がいいって言うまで、絶対にイくなよ」
言い終わらないうちに、熱い欲望が挿入された。
全身がビリビリして、意識飛びそう……!
「…っ…あ…あん……や、いや…!」
「いい声。 もっと出して」
体が浮いてしまいそうなくらい、後ろから強く突き上げられる。
……い、いつも思うんだけど……
こんなに激しいのに、なぜ隼人の声は乱れないの?///
「…はっ…あ……隼人……」
「まだダメ」
「……っ でも、私……!」
「じゃあ、先に俺の願いを聞いてよ」
私の片足を持ち上げて、挿入ったまま私を振り向かせると
その色気のある目が、私を真っ直ぐ見つめた。
「俺が喜ぶ言葉を言って
由宇からキスしてくれたら
イッていいよ」