♡*:。.rena's world story.。:*♡
第2章 ♥アンジーの春
「~~~~!///」
「言ってよ、奥さん。
入籍して1年も経ってない、新婚なんだぜ?」
……世の中の新婚夫婦は皆、こんなに激甘な夜を過ごしているのだろうか?
隼人の美しい顔が、ド至近距離まで近付く。
待ち構えるように、中をゆっくりと上下させるから。
お願いという名の命令に、私の心と体は喜んで従うだけだ。
「………愛してるよ、隼人」
濡れた唇に、そっとキスをして
隼人への想いが伝わるように、そっと囁く。
「お願い、もう許して。
私の全てが隼人を欲してるの。
……隼人だけだよ」
……自分でも、成長したなと思う瞬間。
胸焼けしてしまいそうな言葉を、なんとか言い切った!って毎回思うのに
「当たり前だろ。
俺だけに惚れるようにしてるんだから。
一生余所見させないからな」
「……………」
……その100倍返しで、完全ノックアウト。
私の心臓、いつ壊れてもおかしくないよ。
「ありがとう、由宇。
シビれる言葉で、俺もイきそう」
「………あっ!」
再び隼人が私を引き寄せて
熱くて激しくて、もう頭が真っ白。
「……んん…っはぁ……!」
「最高。マジでいい女」
「……あっあっ……もうイッ……」
「いいよ」
やっと隼人の口からその言葉が出て
私はその腕の中で絶頂に昇った。