♡*:。.rena's world story.。:*♡
第14章 ★叶わない願い
ヒメは私の体をがっちり抱えて、さらにぎゅっと力を入れてきた。
細くて引き締まったその体に顔を埋めると、トクトクと心臓の音が聞こえてくる。
……やっぱり、何かあったんじゃないかな。
普段から口は悪いけど、自分の悩みや不安みたいな気持ちは一切口にしないから
そのポーカーフェイスの裏で何を考えているか、聞き出すのは難しい。
「……仕事、忙しい?」
「まあね。
でも俺天才だから、どーってことねーよ」
「無理しすぎないでね。
私に出来る事があったら、何でも言ってね」
「…………」
「バレンタインじゃなくても、ヒメの好きな甘いもの、沢山作るから。
いつでも……ヒメの所に飛んでいくよ」
ヒメが腕の力を少し緩めたので、私は体を捩って顔を上げた。
目が合うと、ヒメはふっと笑って私の頬にキスをする。
「せっかく、このまま眠らせてやろうかと思ったのに」
「………!」
「甘いものより、お前がいい。
食い尽くされないように、しっかり体整えとけよ」
~~~もう///
愛の言葉は一切言わないけど、今みたいに色気ある声でドS発言をされるから
嫌でも体が反応して、中心が疼いてしまう。
こんなのが毎日だったら、心も体ももたないよ……
細くて引き締まったその体に顔を埋めると、トクトクと心臓の音が聞こえてくる。
……やっぱり、何かあったんじゃないかな。
普段から口は悪いけど、自分の悩みや不安みたいな気持ちは一切口にしないから
そのポーカーフェイスの裏で何を考えているか、聞き出すのは難しい。
「……仕事、忙しい?」
「まあね。
でも俺天才だから、どーってことねーよ」
「無理しすぎないでね。
私に出来る事があったら、何でも言ってね」
「…………」
「バレンタインじゃなくても、ヒメの好きな甘いもの、沢山作るから。
いつでも……ヒメの所に飛んでいくよ」
ヒメが腕の力を少し緩めたので、私は体を捩って顔を上げた。
目が合うと、ヒメはふっと笑って私の頬にキスをする。
「せっかく、このまま眠らせてやろうかと思ったのに」
「………!」
「甘いものより、お前がいい。
食い尽くされないように、しっかり体整えとけよ」
~~~もう///
愛の言葉は一切言わないけど、今みたいに色気ある声でドS発言をされるから
嫌でも体が反応して、中心が疼いてしまう。
こんなのが毎日だったら、心も体ももたないよ……