テキストサイズ

♡*:。.rena's world story.。:*♡

第29章 ♥隠れて甘いkissをして/立花と香

「…………」



立花先輩は、無言のままあたしの体を引き寄せると


膝の上に乗せて、ぎゅっと抱きしめてくれた。


見た目凄く細いのに、こうして触れると筋肉で引き締まっていて


捲ったシャツの袖から覗く、腕の血管が堪らなくセクシーで


ホワンとしていた心が、ドキドキに変わっていく。



「……香……」

「はい♡ なんでしょうか?」

「………限界」

「えっ?」



掠れ声の先輩に、そのまま全体重をかけられて


あたしはベッドの上に倒されてしまった。


すぐに、熱いキスを落とされる。



「……んっ……あ……」

「悪い」

「……っ ふぇ…?」

「先に謝っとく」



……な、何を?


口の中で繰り返し絡む舌が、気持ちよすぎて


先輩の言葉を、朦朧とした意識の中で聞き流していると



「……あ……」



ルームウェア用のワンピースの裾から手が入って、下着を脱がされて


カチャッとベルトを外す音が聞こえた………とほぼ同時に



「~~~~!!///」



何の前触れも無しに


あたしの中を、先輩の熱い欲望が一気に貫いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ