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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第4章 ♥2人の優しさ

………言葉が出ない。

アンジーの激白があったあの日から、ここまで

隼人と立花が、こんな風に動いてくれていたなんて……




「それにしても。
かっこよかったぜ、彰」




隼人は立花を見て微笑む。




「俺が立ち上がるより先に、お前が飛び出した事にも驚いたけど。

その後メガネに放ったセリフ。

“ てめーが気安く触れる女じゃねーんだよ ”

………最高に痺れた」


「……………!」




た、確かに私もその時は全身が震えちゃった……///

隼人の言葉を聞いて、後輩くんは目をキラキラさせる。




「ひゃ~~立花さんそんな事言ったんスか!?
紙一重で引いちゃう言葉でも、さすがイケメンが言うと違うなぁ。
かぁっくいい~~!!」

「~~うるせーな!///
危ねーから前見ろよ!」



わーわー騒ぐ2人。

その姿を見て、なんだかホッとした気分になる。





「由宇」




ふいに、隼人が私を呼んだ。

そして、私の髪を優しく撫でる。




「………ごめんな」


「……………!」


「アンジーの為だとしても、こんなやり方しかできなくて。
由宇に嫌な思いをさせて、ごめん」


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