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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第33章 ☆*♪ X’mas short short *1*

「……あるわけねぇだろ」



振り向かないまま、低い声で呟いた莉央が


私の手を振り払おうとしたので、さらに強く抱きしめた。



「めっっちゃ混んでるのよ!?」

「仕方ねぇじゃん、そーいう場所なんだし」

「~~いいの!?」

「待ち時間にお前が飽きないように、トークのネタ仕込んでおくよ」

「………っ///
い、至る所でラブラブムード満載なのよ!?」

「上等。 負ける気しねぇ」

「~~~っ///
中学生とか高校生のカップルばかりだよ、きっと!」

「どうでもいい。
つーか俺、沙月のことしか見てねぇし」

「…………!!」



出た~~!!


不意打ち胸キュン爆弾、連続投下!!


……ドキドキしちゃって困る。


ドキドキしすぎて、クラクラしちゃう。



「……テーマパーク内の公式ホテル
めちゃくちゃ高いのに……」

「お前な、そこはガキと一緒にするんじゃねーよ」

「………!」

「ちゃんと稼いでるから。
俺の金は、全部沙月の為に使ったって構わない」

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