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「……………？」



ショーケースの向こう側から、彼が私の隣りに近付いてきた。


青い瞳にじっと見つめられて


金縛りにあったように、動けなくなる。





「……彩さん」





彼は私を見つめたまま、ゆっくりと口を開いた。






「一目惚れって、信じますか？」





驚く暇もなく、彼の顔が近付く。





「……へ…？　
あ、あの………///」



「僕は信じていませんでした。

だけど昨日、初めて彩さんを見た瞬間に。

僕は貴方に、心を奪われてしまったようです」



「………………！！」