妹萌えフラグ3
第11章 兄の級友
「今、お茶を用意しますね♪」
ユイが、弾んだ足取りでキッチンの方に行く。
「あ、お構い無く♪」
いつのまにかソファにチョコンと座っていた委員長が、ユイにそう言う。
くつろぎすぎだろ!?
ヤバいぞ…
このまま委員長とユイを一緒にしていると、俺の黒歴史を委員長に暴露される可能性が…
「ユ、ユイ!お茶、俺の部屋に持っていくから!」
「え?そう?というか、お出しするものがお茶だけっていうのもなんだから、何かお菓子でも買ってこようかと…」
目を細めて考え込むユイ。
お前はオカンか!