無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「いいのか？」

「何が？」

ユイがキョトンとする。

「だって、俺が他の女といるんだぞ？」

俺でさえ、ユイが守兄ちゃんと２人でいるのは心配だった。

ユイは、俺のこと…


「委員長さんなら大丈夫だと思った！」

ユイが清々しい笑顔で断言する。

委員長…ごめん。

「それに、ね？何かあったとしても、仕方ないかな？って思うの」

「えっ？」

ユイがうつむいたまま話す。

「だってさ、私、守兄ちゃんにイカされちゃってたし…」

「ユイ…」

「だから、五分五分？じゃないけど、おあいこにしてもいいかなぁ？って…」