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妹萌えフラグ3

第13章 兄妹の真実



「ちょっ…ちょっとタンマ!」

「キャパオーバーか?」

守兄ちゃんの鋭い眼差しに、少しおののく。

「じゃあ、俺とユイは、イトコ…?」

「そうだ。だが…お前たちの恋愛は、やっぱり血が濃すぎるんだ。」

「えっ…?」

守兄ちゃんの言葉に、俺は耳を疑うこととなる。

「手紙に書いてあった“私たち”って言葉から、梓さんには兄弟、または姉妹がいることが伺える。

果たして、その兄弟は今何をしているか…?」


しばらく沈黙が流れた。

守兄ちゃんの人差し指が俺を指す。

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