妹萌えフラグ3
第3章 兄の恥態
「イッ、イクゥ!!」
ユイが体をそらして小さく腰を痙攣させた。
その妖艶な姿を見た俺の息子も、限界に達した。
「このまま…じゃ、風邪ひくぞ…」
てか、のぼせてるんだが!?
「お兄ちゃんはさぁ、いっつも優しいよね…」
ユイが、湯気の立つ自分の肢体を俺に近づけ、耳元でそう呟いた。
「私が、どんなに迫っても…止めろって言うよね…」
そりゃ言うだろ。
だって…妹なんだから…。
「私、お兄ちゃんのこと本当に好きなんだよ?」
「あ、うん…」
のぎょう。
とか、って考えてる場合じゃねぇ!
え、何なのコイツ?
酒でもはいってんのかってくらい涙目で顔が赤いんですけど!