妹萌えフラグ3
第4章 兄妹の至福
「お前が、優しくしてほしくないって、言ったんだからな?」
「お兄ちゃん、大きくなってるのが当たってる…」
「ユイのせいだろ」
俺はユイの腰に手を回し、自分の腰に抱き寄せる。
「ユイも、濡れてんだろ?」
俺がニヤリと笑うと、ユイは顔を赤らめ、
「優しくしないでいいからね…」
と囁いた。
「了解!」
とか言っても、やっぱ俺はへたれ兄貴だから、ユイを苦しめたくはないわけで…。
「お兄ちゃん、優しいね♪」
ユイからそう言われても、今日の俺たちはなんかいつもより数倍も気持ち良かった。と、思う。
宣言していい。
俺は、妹が好きだ。