妹萌えフラグ3
第9章 兄の心境
「ユイ…イキたい?」
守兄ちゃん淫靡な誘いに、ユイは首を横に振る。
「でも…ユイのまんこは、こんなにぐちょぐちょだよ?」
ジュブっ!
守兄ちゃんが、ユイの中に刺し込んでいた薬指を乱暴に抜く。
「はうぅっ…!」
ユイが、背をそらせて反応した。
きっと、ユイはイキたくて堪らないだろう。
なのに…
どうして、ユイは守兄ちゃんにイカせてもらわないんだ…?
いつものユイなら…
俺とヤるユイなら、俺に懇願して、しびれを切らし、自ら挿入し腰を振るだろう。
ユイが辛そうなのに、なんだか無性に嬉しくなってくる俺。
もしかして…俺はユイにスッゲー愛されてる…?
アイツ、本気で俺が好きなんだな…。
嬉しくて堪らない反面、兄妹という壁によってそんな気持ちは阻まれてしまう。