無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ユイと守兄ちゃんとの間に何かあったことは、先程からの様子により伺える。

きっと、俺が２人の間に強引に介入しても、縺れて絡まってしまうのがオチになるだろう。

けど、その何か…は、兄と妹の間にある危険な恋愛感情よりも危ぶまれるモノだろうか？

「…っわたしぃ…お、おにぃちゃんがぁっ…好きなのぉっ…！」

涙ながらに、ユイが守兄ちゃんに訴えた。

「…そうだね。」

守兄ちゃんは、情事に動かす手を止め、優しそうに呟く。

俺から守兄ちゃんの表情は見えず、ユイの安堵の表情と淫らなユイの裸体だけが視界にある。