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心をあげる

第9章 エピローグ

でも…マイカがどうしても

リュカにあげたかった心を

ちゃんと奴に渡してやれるのは

俺しかいなかったから…

俺はマイカの為に

生きて行くことを決めた。



彼(彼女)は

俺の今の研究対象であり

親友の姿をしている

愛する女性の一部だった。



マイカの心は

日常生活を送るのに支障無かったが

リュカや俺

それに研究に関する以前の記憶は

無い状態が続いていた。

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