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心をあげる

第4章 あなたが欲しい

「リュカ…もうっ…触っ…て…」



「触ってあげるね…マイカ。」



私を強く抱きしめ口づけながら

自分は横向きになり

右足を私の膝にねじ込んだ。

そしてぬるみの中にそっと手を伸ばす。



…私はリュカ以外の男性を

知らなかった。

だからこうするのが

普通なのかはわからない。



リュカがインプットしただけ

と言えばそれまでかもしれない。



でも、リュカの姿で当たり前のように

私が好きだと言った

一番落ち着く愛し方を

してくれるなんて。

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